1. アマミチュー | 沖縄の聖地・秘境巡り
アマミチューは、沖縄県勝連町の浜比嘉島(はまひがじま)にある小島の洞穴に囲まれた墓です。 アマミチューは琉球開びゃくの祖神であるとされ、アマミキヨ(アマミチュー)とシネリキヨ(シルミチュー)など、幾柱かの神々が祀られていると伝えられています。
毎年旧暦の1月1日に行われる年頭拝み(ニントゥウグワン)という祭事では、比嘉集落のノロ(祝女)が中心となり、豊穣、無病息災、子孫繁栄の祈願が行われます。
アマミチューの墓は、浜比嘉島大橋に近く、舗装された道で小島と繋がっています。小島には、アマミチューの墓へ続く階段があり、階段を進むと洞穴に囲まれた墓があります。 小島は海抜が低く、潮の満ち引きや波の荒れ具合によって通路が海に浸かることもあるため、訪れる際は十分気を付けてください。
アマミチューは、沖縄の文化や信仰に根ざした場所であり、年頭拝みなどの祭事において重要な役割を果たしています。また、アマミチューの墓は勝連町の指定文化財としても位置付けられています。
浜比嘉島は琉球の神が住んでいた場所として有名なパワースポットであり、アマミチューの墓は特に人気があります。 幅広いご利益があることから、地元の人だけでなく、観光客も多く訪れています。